住宅ローンの保証料について!支払方法の違いも解説

マイホーム購入に向けて資金計画を立てるなかで、住宅ローンの「保証料」が一体いくらかかるのか、どのような支払い方法を選ぶべきかと悩んでいませんか。
保証料は諸費用のなかでも大きな割合を占めることが多く、支払い方法の選択を間違えると将来的な総支払額が大きく膨らんでしまうため、正しい知識を身につけることが重要です。
本記事では、住宅ローンの保証料の基本的な仕組みや相場をはじめ、外枠方式(前払い型)と内枠方式(分割型)それぞれのメリットとデメリットについて解説します。
ご自身の手元資金や将来の家計状況に合わせた、無理のない最適な住宅ローン選びをしたいとお考えの方は、ぜひご参考になさってくださいね。
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住宅ローンの保証料とは?

住宅ローンの保証料について知るには、主に仕組みや相場を押さえる必要があります。
まずは、保証料の基本的な役割や、代位弁済時の返済義務について解説します。
保証料の基本的な役割
住宅ローンの保証料は、融資を受ける際に金融機関が指定する保証会社へ支払う費用です。
保証会社は、契約者の返済が難しくなったときに、金融機関へ残債を立て替える役割を担います。
つまり、保証料は借りたお金を免除してもらう費用ではなく、金融機関が融資をおこないやすくするための仕組みです。
また、保証会社を利用することで、親族や知人に連帯保証人を頼む負担を減らしやすくなります。
審査や契約の流れにも関わる費用のため、住宅ローンを比較するときは金利だけでなく、保証料の有無や支払い方法も早めに確認しておきましょう。
代位弁済後の返済義務
代位弁済とは、返済が一定期間滞った場合に、保証会社が契約者に代わって金融機関へ残債を支払う手続きです。
ただし、代位弁済がおこなわれても、住宅ローンの返済義務そのものがなくなるわけではありません。
返済先が金融機関から保証会社へ変わるだけで、契約者は引き続き残債を返していく必要があります。
また、状況によっては分割返済を続ける権利を失い、一括返済を求められる場合もあるでしょう。
遅れた日数に応じて遅延損害金が発生することもあるため、返済が厳しいと感じた段階で、早めに金融機関へ相談することが大切です。
保証料の目安と相場
保証料の目安は、借り入れ額の0.8%~2.2%程度とされ、金融機関や保証会社、審査内容によって変わります。
たとえば、料率が2.2%の場合、3,000万円の借り入れでは約66万円、5,000万円では約110万円が目安です。
また、借り入れ期間が長いほど保証会社が責任を負う期間も長くなるため、保証料は高くなりやすいでしょう。
住宅購入では、登記費用や保険料、事務手数料なども必要になり、保証料は諸費用のなかでも大きな項目です。
保証料が無料でも別の手数料がかかる場合があるため、見積もり書では費用の名称を分けて見比べ、初期費用全体で判断すると良いでしょう。
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前払い型である外枠方式の特徴とメリット

前章では、保証料の基本的な仕組みについて述べましたが、実際の支払い方法も気になりますよね。
ここでは、一括で支払う外枠方式のメリットとデメリットについて解説します。
外枠方式の仕組みと支払い
外枠方式とは、住宅ローンの契約時に、保証料をまとめて前払いする方法です。
多くの場合、融資実行のタイミングで、登記費用や事務手数料などの諸費用とあわせて支払います。
保証料の金額は、借り入れ額や借り入れ期間、審査結果などをもとに決まるため、事前の見積もり確認が欠かせません。
また、借り入れ額が大きく返済期間が長いほど、数十万円~100万円前後になるケースも想定されます。
早期完済や借り換えをした場合は、残りの保証期間に応じて戻し保証料を受け取れることがあるため、計算方法も契約前に確認しておくと良いでしょう。
メリットは月々の負担減
外枠方式のメリットは、保証料を先に支払うことで、毎月の返済額を抑えやすい点です。
月々の返済は、元金と利息が中心になるため、家計の固定費を管理しやすくなります。
また、金利に保証料が上乗せされない分、長期的な総支払額も内枠方式より抑えやすいでしょう。
教育費や修繕費など、将来の支出を見込んで資金計画を立てたい方にも向いています。
繰上返済や借り換えを予定している場合は、戻し保証料を受け取れる可能性もあるため、返済計画とあわせて確認しておくと比較しやすくなります。
毎月の支出を軽くしたい家庭ほど、外枠方式の効果を実感しやすいでしょう。
デメリットは初期費用増
外枠方式で注意したい点は、住宅ローン契約時の現金支出が大きくなりやすいことです。
住宅購入時には頭金のほか、登記費用や火災保険料、引っ越し費用なども必要になります。
さらに、家具や家電の購入費も重なるため、保証料を前払いすると手元資金が減りやすいでしょう。
保証料分をローンに含める方法もありますが、その場合は借り入れ元本が増え、利息負担にも影響します。
そのため、契約直後の生活費を残せるかを確認し、初期費用の余裕と完済までの総支払額をあわせて検討します。
なお、貯蓄を大きく減らしたくない場合は、ほかの支払い方法とも比べておくと安心です。
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分割型となる内枠方式の特徴と注意点

ここまで、前払い型の外枠方式を解説しましたが、分割払いとなる内枠方式もおさえておきましょう。
最後に、手元資金を残せる内枠方式の特徴について解説します。
内枠方式の金利上乗せ
内枠方式とは、保証料を契約時に一括で支払わず、金利に上乗せして毎月の返済に含める方法です。
一般的には、金利上乗せ方式とも呼ばれ、年0.2%程度が加算される例が多く見られます。
たとえば、適用金利が年1.0%なら、内枠方式では年1.2%として返済額を計算する仕組みです。
ただし、保証料の負担額が毎月の返済に含まれるため、外枠方式より総額を把握しにくい面があります。
借り入れ額や返済期間が長いほど差が出やすいので、比較するときは上乗せ前後の総返済額を確認し、その差額を保証料の目安として見ておきましょう。
メリットは初期費用減
内枠方式のメリットは、住宅購入時にまとまった保証料を用意しなくても契約を進めやすい点です。
保証料を現金で一括払いしないため、手元資金を残したまま新生活の準備に充てられます。
たとえば、引っ越し費用や家具家電の購入、火災保険料など、購入直後にはさまざまな支出が重なるでしょう。
また、固定資産税や修繕費などに備える生活防衛資金を確保しやすい点も安心材料になります。
そのため、初期費用を抑えたい方や、購入後の家計に一定の余裕を残したい方にとって、検討しやすい支払い方法です。
新生活の出費を見込みながら、無理のない返済開始を目指せるでしょう。
デメリットは総支払額増
内枠方式で気をつけたい点は、長期的に見ると総支払額が増えやすいことです。
保証料分が金利に上乗せされるため、返済期間が長いほど利息を含めた負担が広がりやすくなります。
また、毎月の金利として支払う仕組みなので、外枠方式のような戻し保証料は基本的に期待しにくいでしょう。
変動金利を選ぶ場合は、基準金利の上昇によって、上乗せ後の返済額も変わる可能性があります。
そのため、内枠方式は初期費用の軽さだけで判断せず、完済までの総額と家計の見通しを含めて選ぶことが大切です。
将来の収入や支出も並べて考えると、支払い方法を選びやすくなります。
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まとめ
住宅ローンの保証料は、返済困難時に保証会社が残債を立て替えるための費用で、借り入れ額の0.8%~2.2%程度が相場です。
一括前払いの外枠方式は、初期費用が大きくなる一方で、月々の返済額や長期的な総支払額を抑えられます。
金利に上乗せする内枠方式は、初期費用を抑えられますが、総支払額が増えやすいため資金計画が重要です。
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