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住宅ローン返済期間の目安は?長短のメリットについても解説

住宅ローン返済期間の目安は?長短のメリットについても解説

マイホーム購入を目前にして、住宅ローンの返済期間を一体何年に設定すればよいのかとお悩みではありませんか。
返済期間を長くすれば毎月の負担は減るものの総支払額は膨らみ、逆に短くしすぎると家計を圧迫してしまうため、将来のライフイベントを見据えて最適な期間を見極めるのは難しいですよね。
本記事では、住宅ローンの借り入れ期間に関する上限や年齢制限といった基本ルールをはじめ、返済期間の長短によって生じるメリットとデメリットについて解説します。
ご自身のライフプランに合った無理のない資金計画を立てて、安心して理想の住まいを手に入れたい方は、ぜひご参考になさってくださいね。

住宅ローン返済期間の上限と年齢制限

住宅ローン返済期間の上限と年齢制限

住宅ローンの返済期間を決める際には、主に借り入れ年数や年齢の制限をおさえる必要があります。
まずは、住宅ローンにおける期間の上限と年齢のルールについて解説していきます。

金融機関別の上限年数

住宅ローンの借り入れ期間には全国一律の法定上限がなく、最長年数は金融機関や商品ごとの規定で決まります。
民間ローンでは最長35年が主流で、固定金利型の商品でも15年以上35年以下を基本とするケースが多いでしょう。
一方で、60歳以上から申し込める商品では、10年以上の返済期間を選べる仕組みもあります。
近年は住宅の耐久性を背景に、長期優良住宅向けの40年型や50年型の商品も見られるようになりました。
ただし、長く借りられる商品ほど、対象となる住宅の性能や借り入れ時の年齢などに条件が付く場合があります。
返済期間を決める際は、最長年数だけでなく、金利タイプや対象住宅の条件まで確認しておきましょう。

完済年齢と審査の影響

返済期間を考える際に重視したいのが完済時の年齢で、多くの金融機関では79歳までを目安にしています。
借り入れ時の年齢は18歳以上または20歳以上、上限は70歳未満とする例が一般的です。
審査では、完済時年齢や健康状態が重視されやすく、長く安定して返済できるかを見られます。
30歳で借り入れる場合は最長49年、40歳では最長39年が一つの目安になるでしょう。
50歳では最長29年、60歳では最長19年となるため、同じ借り入れ額でも毎月の返済額は高くなりやすいです。
年齢による制限を早めに把握しておくと、希望する借り入れ額や頭金の調整もしやすく、資金計画を立てやすくなります。

平均期間と人生設計

利用者調査では、借り入れ時の平均年齢が40.2歳、返済期間の平均が31.8年、中央値が35年という結果があります。
住宅の種類別に見ると、注文住宅は建築資金が32.8年、土地購入資金が34.5年、分譲戸建住宅は32.7年、分譲マンションは29.7年と長めの傾向です。
定年までの完済を重視するなら、35歳で30年返済のように退職時期から逆算すると考えやすいでしょう。
教育費が増える世帯では、当初は長めに組み、余裕が出た段階で繰上返済を進める方法もあります。
50代以降は頭金を厚めにし、退職後の収支まで含めた返済計画を立てることが大切です。

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返済期間が長い場合のメリットとデメリット

返済期間が長い場合のメリットとデメリット

前章では、期間の上限ルールについて述べましたが、実際の返済期間を長く設定した場合の特徴も気になりますよね。
ここでは、返済期間が長い場合のメリットやデメリットについて解説します。

月々の返済額軽減効果

返済期間を長くすると、同じ借り入れ額でも元金返済が分散されるため、毎月の負担を抑えやすくなります。
子育て中の世帯では、保育料や教育費に備えながら住居費を管理しやすくなるでしょう。
手元資金に余裕が残れば、急な出費にも対応しやすく、生活を守る資金も確保できます。
また、契約者に万一のことがあった際に残高を保障する団信の安心感が長く続く点も特徴です。
がん保障や三大疾病保障などを付ける場合も、現金を残しながら備えを整えやすくなります。
年末時点のローン残高が高めに残りやすいため、住宅ローン控除の恩恵を受けやすい面もあり、将来の支出にも備えやすいでしょう。

総支払利息増加のリスク

返済期間を延ばすほど利息を支払う期間も長くなり、最終的な総支払額は大きくなります。
借り入れ額3,000万円で固定金利1.5%の場合、20年返済の利息総額は約474万円です。
同じ条件でも40年返済では約991万円となり、毎月の負担を抑える代わりに利息差が広がります。
変動金利を選ぶ場合は、金利見直しの機会が長く続くため、将来の返済額の変化にも注意が必要です。
さらに、築15年~20年を過ぎると修繕費も増えやすく、住宅費全体の配分を見直す時期が訪れるでしょう。

長期返済を選ぶべき方

長期返済は、教育費や車の買い替えなど、将来大きな支出を予定している世帯に向いています。
若いうちは長めの期間で組み、収入が増えた時期に繰上返済を進めれば、家計の選択肢を残しやすいでしょう。
貯蓄や投資を優先しながら、必要に応じて返済を前倒ししたい方にもなじみやすい方法です。
ただし、退職後まで返済が続く見込みなら、老後資金とのバランスを慎重に考える必要があります。
手元資金が十分にあり、利息負担を抑えたい場合は、短めの返済期間も検討に入るでしょう。
毎月生まれる余裕資金の使い道まで整理しておくと、長期返済の利点を暮らしの安心につなげやすくなり、返済中の不安も抑えられるでしょう。

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返済期間が短い場合のメリットとデメリット

返済期間が短い場合のメリットとデメリット

ここまで、長期返済の特徴を解説しましたが、期間を短く設定した場合の影響もおさえておきましょう。
最後に、返済期間が短い場合のメリットとデメリットについて解説していきます。

利息負担減と早期完済

返済期間を短くすると元金の減る速度が早まり、金融機関へ支払う利息を抑えやすくなります。
借り入れ額3,000万円で固定金利1.5%の場合、35年返済の利息約858万円に対し、15年返済は約352万円です。
15年まで短縮すると、35年返済と比べて総利息に約500万円の差が生まれます。
早く完済できれば、定年後に住居費の不安を残しにくく、老後の家計も見通しやすくなるでしょう。
完済後は抵当権を抹消でき、住まいを自己資産として活用しやすくなる点も大きなメリットです。

毎月返済額増加の注意点

期間を短くするほど毎月の返済額は上がり、家計の固定費に占める割合も高くなります。
同じ条件では、35年返済で毎月約9.2万円のところ、15年返済では毎月約18.6万円です。
返済負担が大きすぎると、教育費の増加や収入の変化があった際に、家計を調整しにくくなります。
貯蓄や投資に回すお金が減れば、繰上返済に使える余力まで小さくなるかもしれません。
また、返済負担率が高くなると、ローン審査に影響する可能性もあり、希望額を借りにくくなることがあります。
病気や修繕に備える現金を別に確保してから、短期返済を選ぶと急な出費にも対応しやすく、家計の安定を保ちやすいでしょう。

短期返済の資金計画

短期返済を無理なく目指すには、進学や車の買い替え、修繕時期などを先に書き出すことが大切です。
そのうえで、当初は35年など長めの期間で借り、毎月の返済を抑えながら手元資金を厚めに残す方法もあります。
まとまった資金ができた段階で、期間短縮型の繰上返済を活用すれば、利息軽減につなげやすいでしょう。
繰上返済の時期は、年末残高に応じて税金が戻る住宅ローン控除との兼ね合いも確認が必要です。
また、控除期間中は資金を貯め、終了後に返済を進める考え方もあります。
契約時に余裕を持たせ、後から計画的に短縮すれば、安心と経済性を両立しながら短期完済を目指せます。

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まとめ

住宅ローンの最長35年といった返済期間や完済年齢の上限は金融機関ごとに異なるため、将来の生活設計と照らし合わせて決めることが大切です。
返済期間を長く設定すると毎月の返済負担を抑えられますが、利息総額が増えるため、将来の支出予定や収入の見通しを含めた判断が必要です。
期間を短くすれば利息負担を大きく減らせますが毎月の支払いは増えるため、最初は長めに借りて余裕ができた段階で繰上返済を進めると安心でしょう。

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